注目ポイント
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建てたい注文住宅のイメージはまとまっていても、土地がまだ決まっていない。そんな場合は、建設会社探しとあわせて土地探しもすることになります。土地選びで気をつけたい点をまとめました。
土地は値段だけで決めてはいけません。広い土地、利便性が良い場所なのになぜ安いのか、時間や旗竿地、周辺環境など必ず安い理由があります。良い土地を手に入れるための基礎知識を身につけておきましょう。
予算、広さ、駅からの距離、建築条件の有無、古家の有無、道路に面する向きなど。まずはどのような土地にするか、しっかり整理しましょう。
土地はその地域にネットワークがある不動産会社に頼んで調べてもらうとよいでしょう。注文住宅会社の中には、土地探しからサポートしてくれるところもあります。
気になる土地が見つかったら、まずは現地へ。なるべく色々な時間帯、平日と週末に行ってみることをオススメします。
午前は日が当たらない、週末は周辺道路が混みあうなど、思わぬ欠点が見つかることもあります。また、現地に行く際は車だけでなく電車やバスでも行って実際の利便性を確認してみましょう。
土地を決める前に、必ず土地にかかる法規制の調査(敷地調査)が必要です。土地には用途地域、建ぺい率、容積率、防火地域、斜線制限など様々な規制があります。
購入した後で、希望する広さの家が建てられないということにならないよう、依頼先候補の会社に敷地調査をお願いしましょう。
敷地調査と同様に、地盤調査も忘れてはいけません。地盤調査は土地の地盤の強度を調べる調査です。砂や粘土、盛り土など弱い地盤だと、地盤改良などの費用が発生することもあります。
東京の中心地にも近く、交通の便が良いエリアが広がるさいたま市は、多くの人が新しい家を求める人気の場所です。同じさいたま市とは言っても、地域や最寄駅により相場は大きく変わってしまいます。せっかく注文住宅を建てるなら、住みやすいエリアに建てたいものですが、気になるエリア別の相場を紹介していきます。
さいたま市の中でも注目したいエリアは「浦和区」。土地の相場も高く、一坪当たり150万円以上と、さいたま市の中で最も高いエリアです。
多くの学校があり、比較的高い水準の教育を受けやすいという文教都市。また浦和駅にはJR京浜東北線が通り、都心部への通勤や通学に便利なことも相場が高めである理由といえます。
このエリアには、学校以外に公園なども多く、比較的静かな環境を維持しているので、注文住宅を静かな環境に建てたいという人にもお勧めできるエリアです。
さいたま市の、もう一つの中心でもある大宮区も人気のエリアといえます。多くの複合商業施設なども多く、商業都市として栄える大宮区ですが、大宮駅は新幹線の乗り入れ駅でもあり、都心へ向かう人だけでなく各地への移動がとても便利なエリアです。
大宮区周辺の土地相場は、一坪当たりの平均価格が100万円程度と、浦和区に比べると比較的手ごろというのも人気の秘密といえます。便利なエリアに家を建てたいという人を中心に、とても人気の高いエリアといえます。
小さい子供のいる人や、静かな環境を求める人たちに人気があるのが、さいたま市緑区周辺です。武蔵野線沿線と埼玉高速鉄道沿線では多少相場に違いがありますが、一坪当たりの平均価格が70万円程度と他のエリアに比べても価格が安いです。
緑が豊かな環境はとても住みやすく、また郊外の大型商業施設なども多くあるため、普段の生活にも困ることはないようです。子供のために住みやすい環境をと考えている人を中心に、比較的手ごろな予算で土地を手に入れたい方を中心に人気があります。
さいたま市南区は、人気の高い浦和区に近いため、多くの学校や住みやすい環境が整っている地区です。JR埼京線の武蔵浦和駅やJR京浜東北線の南浦和駅など、都心部への通勤通学にも便利な駅があり、とても便利です。
浦和区に比べると土地の相場も比較的安く、一坪当たりの平均価格が110万円程度となるので、住みやすい場所に注文住宅を建てたいと思っているけど、浦和区などでは予算的に厳しいという人でも、思い描く土地を手に入れることが可能です。
さいたま市北区は、人気の高いさいたま市の中にあって、最も手軽な価格で土地を探すことができるエリアです。JR高崎線やJR宇都宮線を利用するエリアになり、都心部への通勤通学も問題ありません。他のエリアに比べても静かな環境が多いですが、郊外には大型スーパーなどもあるため、日々の生活にも問題がありません。
気になる土地の相場ですが、一坪当たりの平均価格は70万円程度と、他のエリアに比べて格安です。予算が厳しい人や、土地にはあまりお金をかけず建物に予算を割きたいという人は、さいたま市北区エリアがおすすめです。
埼玉県南部の地盤は柔らかい土地も多いため、まずは地元の地盤に詳しい会社がおすすめです。せっかく建てた家が数年後に地盤沈下した、豪雨で浸水…なんて事態だけは避けたいものです。
さいたま市の地盤に精通している会社、土地の地盤のことまでしっかり考えてくれる会社を選びましょう。
また、さいたま市の土地は狭小地も少なくありません。注文住宅の建設には、日当たりや風通しなどに専門的な知識・技術が必要となります。希望する土地は狭い場合は、狭小地の実績が豊富な会社を選ぶと安心です。
さいたま市に注文住宅を建てようと思ったら、まず土地選びからという方も多いでしょう。自分の気に入った土地を探すことはもちろん大切ですが、土地選びの際には忘れてはならないことがあります。それが、その土地の地盤についてです。
地盤とは、家を建てる土地の強度のことを指します。地盤が弱い土地だと、地震などの大きな災害が発生した場合に、せっかく建てた家が大きな被害を受ける可能性も高くなります。
また、災害が起こらなくても、地盤が弱いことで家が建った後に地盤沈下が起こることもあります。
大切な財産である我が家を守るためには、あらかじめ地盤のしっかりした土地を選ぶことがとても重要になってくるのです。
では、家を建てる土地を選ぶ際に、どのような地盤対策をしていけばいいのでしょうか。まず、気に入った土地があるなら、その場所の歴史を調べるほか、地盤調査を先に行ってみるなどの方法があります。
自分の感覚だけで土地を選ぶのではなく、長く住める家を建てたいなら、いろいろと下調べをすることが大切です。
次に、まだ候補となる土地が決まっていない段階なら、土地を決めるより先に、建設を依頼するハウスメーカーを先に決めるという方法もあります。
そうすることで、土地の地盤について、プロの視点から見たアドバイスがもらえるでしょう。
地盤によっては、地盤改良の工事が必要な場合があります。地盤改良は、大きく分けて「表層改良」と「柱状改良」、そして「鋼管杭工法」の3種類に分かれます。
地盤の強度によってどの改良法がとられるかというのは異なってきます。 まず、表層改良はその名の通り、この3つの中では比較的軽度の地盤改良にあたる工法であり、ベタ基礎にさらに手を加えるといったイメージのものになります。次に、柱状改良はコンクリートで支柱を作る改良法です。
そして、鋼管杭工法は弱い地盤に対してとられることの多い改良工法で、この3つの中で比べると、費用も高額になりやすいという傾向があります。
平成25年度さいたま市被害想定調査によって、さいたま市に被害をもたらすと想定される地震は3つあるということが分かりました。
それは「さいたま市直下地震」と「東京湾北部地震」そして、「関東平野北西縁断層帯地震」です。
さいたま市はこれらの地震への対策として、さいたま市地震防災マップを作成しています。
その中で、地盤の液状化が起こりやすい地域や想定される地震ごとの揺れやすい地域を色分けして、一目で分かるようにしています。 その防災マップからは以下のことが分かります。
参考:さいたま市公式HP「ハザードマップ」https://www.city.saitama.jp/001/011/015/002/003/index.html
さいたま市に新たに注文住宅を建てる際には、今後、大きな災害が発生するかもしれないということを頭に入れた上で、このような防災マップ等を活用しつつ土地選びをしていくことが重要です。
ご紹介してきたように、家づくりをする上で地盤というのは非常に重要なものです。地盤が弱ければ、その分改良に費用がかかってしまいますし、災害が発生した時も、なにかと不安要素が多くなります。地震などの災害に強い、耐震性に優れた住宅を建てるというのはもちろん大切ですが、忘れられがちな土地の地盤についての知識もあらかじめ頭に入れておき、長く住める土地選びをすることも非常に重要なポイントです。
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