注目ポイント
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こちらでは注文住宅で家族の理想の家を建てたいと願っている皆さま向けに、家族間での話し合いや条件の設定、将来的なライフスタイルの予測といったポイントを取り上げ、それぞれ詳しく掘り下げて解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
ある意味当たり前のことですが、家族全員にとっての理想の家というものは、誰か1人の好みやこだわりで作れるものではありません。文字通り、家族全員で、とことんまで話し合ってプランを固めて行くと言うプロセスが不可欠です。
またその際に重要なのは、必ずお子さんの意見も可能な限り聞くという姿勢。生まれて間もないという場合はさておき、ある程度、物心がついている年齢ならば、どんな家に住みたいのかを必ず聞いてみることです。「どうせ家のことなど分からない」という思い込みは厳禁です。
とは言え、理想というものは際限なくあれこれ出てきてしまうもの。それこそ家族の人数が多い程に数が増え、取りまとめるのが至難の業状態となってしまうこともあり得ます。そんな場合に有効なのが、家族それぞれの「1番譲れない条件」をリストアップするというやり方になります。
このやり方を行うことで、自然と家族の理想やこだわりを整理することができ、具体的なプランを練り上げていく上での明確な指標とすることができます。どうしても不可能という場合を除き、実現を前提に話を進めるべきです。
これまた言うまでもないことですが、念願のマイホームというものは、完成後、長きに渡って生活を続けていく場所になります。それゆえ、将来的なライフスタイルの変化を5年程度のスパンごとに予想してみるという作業も重要です。
例えば幼いお子さんが二人という場合、最初はひとつの子供部屋で、ある程度成長したら2つの部屋に間仕切りできるようにするという工夫をしておくとよいでしょう。またその時々の状況に応じて様々な用途に利用できるフリースペースを設置しておくのも一考。お子さんが同居しているうちはファミミリークローゼット、独立したら趣味のためのスペースといった使い分けが自在に行えます。
以上の通り、家族全員にとっての理想の家というものに、万人向けの正解はありません。重要なのは、家族全員での話し合いによって条件を整理しながらプランニングしていくというやり方に尽きます。そうした過程もまた、注文住宅を造り上げていく楽しみのひとつなのです。
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