注目ポイント
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注文住宅で家を建てる一番のメリットは、すべて自分の理想どおりの家を建てられること。しかし、完成時にきちんとチェックをしておかないと、こんなはずではなかったと後悔してしまうかもしれません。最悪の場合、業者とのトラブルに発展してしまうこともあります。 そんな事態を避けるために、注文住宅が完成したときのチェックポイントを確認しておきましょう。
今回は「家の外」「家の中」「床下」それぞれについて3点ずつご紹介します。
基礎はコンクリートの上にモルタルが施されており、このモルタルはひびが入りやすくなっています。万が一完成時点でひびが入っていると、数年後には大きな亀裂になってしまうかもしれません。基礎はその名のとおり、家の基礎となる部分。必ずチェックしましょう。特に、ひびの幅が0.3mmを超えるものがある場合は、すぐに補修してもらってください。
外壁やバルコニーなどに打ち込まれたビスも検査対象です。少しでも浮いていると、ビスの浮いた隙間から雨漏りや染み込みが発生してしまい、内部を腐食させてしまいます。 かがんで覗き込まないと見えないところや、背伸びしないと見えないところなど、見えにくい部分にもビスが打ってあることがあります。できれば、専門家を同席させて検査することをおすすめします。
壁に貼られたタイルは正しく貼られているか、色は合っているか、ひびが入っていないか、剥がれていないかなど、しっかり確認しましょう。また、外壁の塗装もよく見て、ムラがないか調べましょう。
扉・引き戸・サッシなどはすべて動作チェックしましょう。重すぎる、軽すぎるといったことがある場合は調節してもらってください。また、鍵がスムーズに施錠できるかについても検査する必要があります。
新築にもかかわらず、キッチンや洗面台で漏水するケースが散見されています。漏水チェックは実際に水を流して行います。また、シャワーの水圧が弱すぎたり強すぎたりしないかもチェックしておくとよいでしょう。
クロスに傷がないか、照明が図面どおりに設置されているか、階段に不自然な梁が飛び出してないか、壁塗りにムラがないか、家の内装を隅々まで検査しましょう。ここでしっかりとチェックしておくことで、入居後のトラブルを未然に防ぐことができます。
キッチンや洗面台まわりで漏水がなかったとしても油断はできません。配水管からの漏水チェックも重要です。まれに配水管自体をつけ忘れていることもあります。配水管を検査することで、カビや木部、断熱材の劣化を未然に防ぐことができます。
床下の断熱材は、必ず検査しておきましょう。新築であっても剥がれてしまっているケースがあります。剥がれてしまっていると、当然効果が薄れてしまうので、夏は暑く、冬は寒くなってしまいます。
床下にある基礎のコンクリートにひびが入っていないかを検査しましょう。特に幅が0.5mmを超えるものがあれば、基礎強度に影響する重大なひび割れの可能性があります。
こちらもビスと同様、専門家を同席させて検査することをおすすめします。
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